限界引き籠りニートちゃんの人生たなおろしブログ

アスペでHSPで社会不適合25歳行き詰った人間がゆるくつぶやきます

出生数90万人割れ!少子化が進むしかない日本の行く末はいかに?

先日、下の記事が話題になりました。

www.nikkei.com

Twitterでも挙がったけどいやもうほんとに「今さら?」って感じ^^

私が生まれる前からそう言われていたものの改善されてないみたいで、本当に政治家様は改善したいと思っているのか、はたまたこのまま日本を終わらせようとしているのか…。

原因とかどうしないといけないとか、散々出尽くしてると思うしやらないだけだと思いますけど、こうしたら子供産んでもいいかなと思えること、一庶民が今後のためにできること、私の意見をまとめたいと思います。

 

子育て世代の賃金を上げる

第一に問題なのは低賃金何十年経っても上がらない給料をどうにかすることです。

小さな話ですが、会社員していた会社の経理書類を見て驚きました。10年働いている人の基本給が2~3万しか上がっていなかったのです。全人口の過半数が就労している中小企業がどこもこのような待遇だとどうにもこうにもやる気が起きないことでしょう。

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「10年働いても変わらない給料」

「やることと責任は増えていくのに上がらない給料」

好きなことを仕事にしている人ならともかく、大体は生活のために労働している人のほうが多いのではないでしょうか。それも自分を養うのにやっとのお金しか稼げない程度。また、大企業だとしても派遣社員契約社員として働いている人たちは低賃金な上に雇用も安定していません。さらに今後正規雇用ですら終身雇用制度が保証されないとまで言われて不安しかありません。

このように、自分だけで精一杯な人たち子供を産み育てようと思いますか

そもそも、自分だけで精一杯な人たちパートナーを探し、結婚する余裕があると思いますか

家庭を持つことや子供を産み育てるのにそれなりの責任も伴いますし、将来に不安があり真面目な人ほど子供は「諦めよう」とするか、「控えよう」とすると普通に考えてそんな思考になりませんか。ならないんですかね。頭のいい人たちの思考回路はわかりませんが。

子育て支援を増やす

 ただ一時的なお金を支給すればいいということではないですし、保育園の無償化だけではないです。少子化対策の一番手っ取り早い方法は子育てにかかるコストを国が軽減することではないのでしょうか。というよりも育てるのになぜ莫大なお金がかかるのか、不妊治療の個人負担から学費(とりわけ大学費用)の高騰などにもう少し注目してみてはいかがでしょうか。

 

 でも結局のところ原因というのは、

  1. 人口減で子供を産める女性の数が減っている
  2. 労働の対価が安い代わりに物価が高いこと

なんですよね。それに追い打ちをかけるように消費税の増税や妊婦税なるものの加算をしてね。誰ですか「子供は三人産め」とおっしゃった政治家さまさまは。まず子供を3人育てるのに必要な金額を挙げ見積書を作成していただき、中央値の平均収入と照らし合わせてから出直してきてください。個人の負担を減らす努力をしていただきたいです。資本主義だから仕方がないと言われればそれで終わりですが法人税を増やすとかいろいろ策はありますよね。そこんところどうでしょうか。

選挙に行き上記の政策をしてくれる政党に入れましょう

一般庶民がこんな日本を変えるには選挙で一票を入れに行く以外ほかにありません。政治家になるならなお良しですが、ハードルが高いですよね。日本では他国と違い、選挙に行くことの大切さを十分に教育されていないです。むしろ学校で話すとどっかのエラい人が批判するレベル

jisin.jp

私自身、選挙権を得るまで政治経済に無関心だったし、ただの学校のテスト範囲でしか考えてませんでした。選挙権を得てからも、どこに投票したらいいかわからず父に聞くと「どこに入れたとかそういう話は家族でもしたらダメ」と言われました。私もなんの疑いもなく、「あ、この話はしたらダメなのか」とシンプルに思い込んで、結局その選挙ではよく考えずにテレビでよく聞く人の名前を入れたと思います。

今になって思いますが、なぜ、自分の住んでる国の行く末を左右する大切なことを周りと話し合ったり議論したらいけないのでしょうか。その当時は全くわかりませんでしたし、身近な人とは一切話題にならないし、何か難しそうな話としか認識していなかったので、単純にこの高校生たちは素晴らしい子たちだと思いました。

でもどこに入れたらいいかわからない

結論から言うと現状に不満があるなら現政権とは違うところに入れたらいいです。なぜならとりあえず今のやってることに対してNOということが一番大切だからです。

一部からは「今の野党は弱い」「どこに入れても意味ない」という意見もあります。否定はしません。しかし、私個人の意見では気にせず投じて良いと思います。期待外れならまた違う党に入れたら良いですし。そんな単純な話ではだめなのでしょうか。

未来は今生きるすべての人にかかっている

 選挙に行かない人たちは口をそろえてこう言います「忙しかったから」「どうせ一票じゃかわらない」「なるようになる」すべて当事者意識がない労働者の言葉ですね。でも仕方がないのです。私はこの個人たちを責めたりはしません。なぜならこのような人間を生産するような教育環境をつくった国の責任ですから。むしろこの人たちは自分勝手ができるようにこのような思考停止者やYESマンを求めてきたわけですからね。

 会社の定年のおばちゃんが人生で3回しか行ってなかったり、子育て世代のアラフォーでも実は一度も行ってないとか普通に聞きます。政治に興味がない、無関心なのは今に始まったことではないと実感します。

 極端な話ですが、このままでは、裕福層かできちゃった婚貧困層の人たちしか子供を産まないと私は思います。前者はともかく、後者の家庭で生まれた子供たちはどうなるでしょうか。

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 選挙に行く以外にも、自治体が手厚い支援を行っているところもあります。

www.city.akashi.lg.jp

引っ越せるに越したことはないですが、仕事などで全員ができる簡単なことではありません。となると、今できる簡単なことは選挙しかありません。

若者だけでなく、孫がいるおじいちゃんおばあちゃんも、自分・子供・孫の将来のためにそろそろ怒りませんか?世の中を変えていきませんか?